2011アートセミナー(秋季)報告


    昨年に引き続き、大阪大学文学部研究科准教授の岡田 裕成氏による「スペイン国王が愛したイタリアとネーデルラントの絵画」と題する講演を、2回にわたってお話いただきました。すでにおなじみとなったスペインゆかりの美術シリーズで、今回も多くの方に受講していただきました。
 第1回
 2011年11月25日(金)ヒエロニムス・ボス《快楽の園》:
    奇抜なるファンタジーの背後にあるものは?
    特異な画風で知られるボスの代表作の一つである《快楽の園》。背徳的な描写で埋め尽くされた「祭壇画」に込められた風刺は、究極的には教会に向けられていたという皮肉。
   
 第2回
 2011年12月9日(金) フェリペ2世とティツィアーノ:
    官能的な神話画と敬虔な宗教画のあいだで
   ルネサンス三大巨匠に匹敵するヴェネツィアの天才ティツィアーノは、フェリペ2世のあらゆる要求に応えるべく当時の最先端の技術を駆使して多種多様の作品を献上。


    熱心なカトリック教徒だったスペイン国王が美術史に果たした役割の大きさを
   学びました。美術に限らず多くの教えをいただけるまたとない機会でした。